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パリだけど…パリじゃなかった!京野菜の欧風料理で幸せランチ♪

2016/01/29

こんにちは。スタッフの桑原です。

先日お休みの日に、プラプラと三条通りを散歩していたところ、素敵なお店を発見しました。
その名も「Café Bastille(カフェ バスティーユ)」。

京町屋が並ぶ南北の通りに、控えめでありながらも、どこか人を惹きつけるような存在感を放っています。フランス料理なのか、イタリア料理なのか、一目ではわかりません。看板に「魔法のレストラン」のステッカーが貼ってあったので、きっとお墨付… 思い切って扉を押しました。

扉にはステンドグラスがはめてあり、カウベルが取り付けてあります。
店内は落ち着いた雰囲気で、カウンターが7席、テーブルが7卓ほど。
広くもなく狭くもない、ちょうどいい大きさのお店で、扉側には美味しそうなケーキやヨーロッパの雑貨が置かれています。
カウンターには美味しそうな生ハムや綺麗に磨かれたグラスが並び、この雰囲気だけでもワインがきっとおいしくなる予感がしました。

メニューを見ると、5種類のランチがありました。
日替わりランチ、バゲットサンドランチ、スープランチ、キッシュランチ、そして限定のニョッキランチ。
その日のニョッキは、『エビと九条ネギの白ワインバターソース』。
美味しくないわけない!限定15食のニョッキランチを早速オーダーしました。

ランチには、手作りパンとサラダ、メイン、そしてドリンクがついてきます。
このカフェでだされているメニューはすべて店内で作られていて、パンもシェフがお店で毎朝焼いているそう。
温かいゴマのパンは、もっちりとしていて、2つに割くと中にもゴマがたくさん、ふわっとチーズの香りがしました。

サラダの野菜も、とにかく美味しい。このレストランは「安心・安全な食事」をコンセプトにされていて、野菜は全て京都と滋賀の生産者から直接仕入れた有機野菜を使われているそうです。
この歳になって、野菜の苦みが本当に美味しく感じるようになりましたが(笑)、自家製ドレッシングとのマリアージュが半端無い!
ドレッシングには、はちみつやマスタードが使われていて、あまりにも美味しかったのでシェフに尋ねてみると自宅用に販売されていました!
(ちゃっかり購入して帰りました)

さて、真打の登場、ニョッキです。とりあえず湯気が凄くて写真が上手に撮れませんでした(笑) エビの赤、九条ネギの青、ソースの黄色と、色のバランスも絶妙。
ニョッキって結構重たくて、途中で味に飽きちゃうイメージだったのですが、これはそのイメージを見事に覆す程の美味しさ。エビはぷりっぷりで、殻で手が汚れるなんて全然気にならない程で、九条ネギは中がトロトロで柔らかく、ニョッキそのものにもしっかり味がついています。それぞれ単体で食べてもおいしいし、どれかと合わせても美味しい。ソースをパンにつけて食べて、色んな楽しみ方をしました。

料飲の世界では当たり前のことである、「冷たいものは冷たいうちに、温かいものは温かいうちにサービスする」という基本がしっかりと守られていたお店でした。
サラダのプレートはとても冷えていたし、食後のミルクティーのミルクポットも、ちゃんと温められていました。簡単なようでいて、なかなかそこまでしっかりと気配りがされているお店って少ないと思うんです。お料理も雰囲気もサービスもバッチリ。
お腹だけでなく心も満たしてくれる素敵なレストランでした!

今回行ったカフェは、「osteria Bastille(オステリア バスティーユ)」という本店の姉妹店でした。
本当に美味しいレストランだったので、次は本店に行ってみたいと思います!
(ちなみに、このお店はフランス料理もイタリア料理も美味しいと思ったメニューを出されているんですって。)

★ウェブサイト★
http://bastille.jp/