七条通の小麦の香り
こんにちは！スタッフのグレッグです。
京都の食べ物と言えば、何が思い浮かぶでしょうか？抹茶？豆腐？八つ橋？確かに昔ながらの伝統的な食べ物というイメージが強いですよね。しかし、私が同じように聞かれたら、ためらわずに「パン」と答えます！私は変人ではありません。この回答は統計データによって裏付けられていて、日本でパンの消費量が一番多い都市は京都なんです。そのため、市民の需要に見合うように、京都市はパン屋で溢れています。ちなみに、パンが大好きな私は、「京都市の全てのパン屋さんに行ってみる」という目標があります。今回は、その中でもお気に入りのお店を紹介したいと思います♬
このパン屋の名前は「井上パン屋」。京都駅から歩いて15分ほどの七条駅の近くにあります。隣のコンビニの眩しい電灯とは裏腹に、少し狭くてあまり目立たない店構えです。もし、パンを買おうと思っている人が、井上パン屋ではなく隣のコンビニに入ってしまうことがあるなら、こんなに悲しいことはありません。井上パン屋では、ユニークでとっても美味しいパンが買えるというのに！特別な出会いの機会を見逃すなんで…かわいそうな人です。
まず、このパン屋の主格をご紹介します。サンドイッチです！多くのパン屋さんは、甘い菓子パンという芸術をマスターされていて、パン屋好きの私でも、なかなか美味しいサンドイッチに出会えずにいました。このサンドイッチの魅力は何か。まず、定番のつまらない耳なしの食パンの代わりにクルミが入っている丸いパンが使われていることで、かじりつくと良い歯ごたえを楽しめます。サンドイッチの種類は幾つかあります。トマトとモッツァレラチーズとバジルのサンドを始め、サンドイッチの定番を選ぶという選択肢もありますが、材料の質が高いというところにポイントがあります！私のお気に入りは、他の店で見たことがない具材です。それは、ニース風サラダのサンドイッチで、ゆで卵とツナとポテトとオリーブの組み合わせです。とても美味しいんです！
サンドイッチについて熱弁しましたが、甘いパンも売っています。全てのパンが目がキラキラするほど素晴らしいと言えませんが、その中でも、幾つか特別な商品があります。私のお気に入りは、チョコレートが入っているスコーンです！ちょっと作りにくいパンだからかもしれませんが、京都のパン屋でなかなか珍しく、とにかく井上パン屋のスコーンは完璧です！歯ざわりが丁度よく、丁度良いかたさの生地が使われています。また、サンドイッチと同じく、たった一口、口に含むだけで上質だとわかるマカダミアナッツとチョコレートの味がします。紅茶のアールグレイの最高の相棒です！
最後にお店の雰囲気ですが、最近リニューアルされて、（老朽化のため）昔ながらのパン屋からモダンでシックな店になりました。それでも、値段はまだお手頃です！！京都の北のほうにあるオシャレなパン屋なら、サンドイッチはすべて300円以上ですが、井上パン屋のサンドイッチは200円以下で購入することができます。優しい値段に加えて、お店の人も優しくて笑顔で接してくれます。もし七条の近くに来ていて、朝のデニッシュやランチタイムのサンドイッチを探しているなら、是非是非、井上パン屋に行ってみてください！
