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風光る 花は桜木 箸は竹?

2014年4月7日

こんにちは、スタッフの桑原です。

「春眠暁を覚えず」と言いますが、お昼もポカポカしていて、まどろんでしまうくらいのどかな日が続いています。仕事を投げ出してお花見にでも行ってしまいたいくらいです。日本各地がお花見で賑わうなか、京都では4月2日に満開宣言が報じられました。京都に住んでいるのに桜を見ないなんてもったいないので、ソメイヨシノのフルコースを堪能してきました!

三条四条間の木屋町通り~銀閣寺始まりの哲学の道~知恩院山門~祇園白川通り~川端通り鴨川沿い…
この美しさを言葉で表すのはとても難しいので、写真をご覧いただければと思います。

①木屋町通り
柳とのコントラストが絶妙です。高瀬川に桜の花びらが流れているのを見るのもまた、とても風流でした。

②哲学の道
満開の桜が疎水を挟んでいます。哲学の道は銀閣寺から永観堂まで続いているので、散歩にももってこいです。

③知恩院
遠目で見ても風格のある知恩院。2003年に公開されたラストサムライで知恩院の階段がワンシーンで登場しますが、その階段の手前の山門周りにたくさんの桜がありました。

④祇園白川
人が群がっていると思ったら、舞妓さんと芸妓さんが写真撮影会を行っていました。普段は写真を撮るのは失礼にあたるので撮れないのですが、この撮影会は一般の人も自由に写真を撮ることができるそうです。桜に負けない美しさの芸舞妓さんでした。

お花見をしていて改めて思ったのは、色のコントラストが絶妙だということ。
神社仏閣の漆黒、空の青、柳の緑、ソメイヨシノの幹のこげ茶、そして桜の花の淡い色…
どれもケンカすることなく、バランスがよくて、ため息をついてしまいます。

お花見中に素敵な竹細工のお店を見つけました。三条河原町を東側の「公長齋 小菅」さんです。店内の商品すべてが竹で出来ていて、まさに日本の「美」や「繊細さ」を目で感じることができます。私は箸を一膳購入しました。手触りがとても滑らかで、非常に軽く、先端が細くなっています。どこをとっても申し分なく美しいので、贈り物や海外の方へのお土産でも喜ばれると思いますよ。

京都に来られる際は是非、桜を楽しんでください!秋の紅葉と比べて期間は短いですが、幻想的な美しさを体感することができますよ。お花に心を奪われて、お土産を買うのも忘れずに…