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対決!千寿せんべいVS 華

2014年11月25日

こんにちは、スタッフのベッグスです。

いつもは今までに出会ったことのない新しい食べ物を紹介していますが、今回は私にとって新しくないものを紹介しようと思います。 ここ数年、京都のあるスイーツに恋をしています。「鼓月」という会社の商品です。「鼓月」は「千寿せんべい」というお菓子で有名な会社です。私の恋の相手は、そのおせんべいではなく、あまり有名ではない「華」というおまんじゅうです。「千寿せんべい」と同じくらい、もしかしたらそれ以上優れているものです。小さくて、丸くて、菊の形をしていることで「華」という名前がついています。そとの生地はとても柔らかくて口の中でホロリと崩れ、中に入っているのは餡子ではなくバニラという、何とも型破りなこのおまんじゅうは、しっとりとした舌触りで、まるで魔法のようです。この傑作とも呼べるスイーツに心が奪われてしまった、というわけです。

今まで京都駅のお土産コーナーでしか買ったことがなかったので、本物の鼓月の店舗に行ってみることにしました。美味しい華を自然生息地(なんか生き物みたいですけど(笑)
)で観察することだけではなく、噂の千寿せんべいが期待するほどのものかどうかを調査することが今回の目的です。

京都には何店舗か鼓月のお店がありますが、雰囲気の良い嵐山のお店を選びました。この忙しいお店は魅力的な京都風の一軒家で、店員さんはみんなニコニコしていて、親しみやすい感じのおばちゃんです。京都駅より品揃えが良くて、ショーケースの中には見たことのないスイーツがいっぱい展示されていて、色々買いたくなります。しかし、その衝動にも負けず、予定通り千寿せんべいをたった1枚買いました・・・そして華の「5枚」パックも。

とうとう最後の審判の瞬間がやってきました。完璧な華と比べて千寿せんべいの運命やいかに?!実は、同じ会社の商品であるものの、かなり違いがあります。千寿せんべいはウエハースの間にオレオより少しふわっとしたクリームが挟まれています。食感はしっとりというより、さくさくしています。どちらかと言うと、おせんべいよりクッキーに近いですね。

★ 判定 ★
千寿せんべいはちょっと過大評価されているような気がしました。もちろん美味しくて、お土産としてもらって喜ぶのは間違いないですが、競争相手(華ですよ)のレベルが高すぎましたね。今回の対決は華の圧勝で幕を閉じました。5枚パックの華で贅沢をつくしたので、贅肉になってしまいました。私の心を掴んではなさない華は、どうやら脂肪もはなしてくれないようです…