メッセージ

イノベーションが笑顔と信頼に

当社は、おかげさまで2018年に創立60周年を迎えることができました。
振り返れば職人たちが培ってきた緻密さを要求される印刷技術を、2008年にデジタルコンテンツ分野へ事業を転換したことは大きな決断でした。今日のKINSHAがあるのはこの決断を共に実行し、自らその価値を高め、より大きな夢を描いてくれる社員がいてくれたからです。ありふれた事かも知れませんが、KINSHAが最も大切にしているのは、すべての方々を笑顔にし、信頼をいただくこと。当社の小さなイノベーションが、みなさまへ新たな価値を導けた経験が、その信念を確かなものにしています。今後もデジタルコンテンツ事業のみならず、さまざまな事業分野をワンストップサービスで提供していきたい。大量生産から高付加価値へ時代が変わっているからこそそう考えております。
これもひとえに、日頃ご愛顧いただいている皆様のおかげであると感謝いたします。今後も小さなイノベーションを繰り返しながらより高品質なサービスをお届けするべく、社員一同より一層の努力を重ねてまいります。今後とも変わらぬお引き立ての程、どうぞよろしくお願いいたします。

代表取締役会長 坂田 俊嗣

ものづくりはひとづくり

デジタルネットワークの登場は、社会の産業構造に大きな変化をもたらしました。分厚い取扱説明書もなくなり、誰でも簡単に扱えるモノが溢れる世の中になりました。日々進化するテクノロジーは、身の回りのモノから大きくさま変わりさせてきています。 この10年、デジタルコンテンツ分野の一端を担ってきた私たちも、「KINSHAの事業の定義」をもう一度、見直すことからはじめなければと考えています。 次の10年、20年、新たな情熱を持って取り組める事業を生み出すために、まずは現在、当社が持つ「他社に負けない要素」を見極め、グループ会社内の人とスキルの交流を活発化させる「共創のアプローチ」を進めることで新たな価値を生み出していきます。そのためにまず社会人としての常識はもとより、積極的に自らを高めることに取り組んでもらいます。KINSHAの一員として自らの可能性を見出すことは、コミュニケーションが多様化する社会であるからこそ、個々の能力や個性といった「人」が一番と考えるからです。
これからも創業当時から受け継いできたものづくりの精神を継承し、全ての人たちの毎日が、感動にあふれる社会となるよう貢献したいと思っています。