京。秋。紅
こんにちは、スタッフの黄です。
紅葉がそろそろ見納めとなるこの時期に、一気に2つの紅葉名所－東福寺と清水寺へ行ってまいりました。
紅葉狩りに出発する前、「見ごろ情報」では東福寺と清水寺が見ごろと記載されていました。でも京都では、ネットでは見ごろになっていても既に色あせ始めや落葉になっているスポットが結構あるので、もう遅すぎるかな…紅葉はもうなくなったかな…と心配していました。でもそんな心配も、東福寺の入口の真っ赤に色づく１本の木が見えると、どこかにいってしまいました～ たとえ東福寺の中に紅葉が少なくても、この1本を見てれば、無駄になるわけじゃありませんから（笑）。
東福寺の境内には、紅葉がすごく多かったです！一部は色あせ始めたり落葉になってましたが、全体的には真っ赤に染まっていました。しかも、一部の黄色い葉と混ざって、絵のような美しさでした！通天橋から眺める景色は、紅葉しか見えませんでした。（大げさに言ってるわけじゃありませんよ。）東福寺が紅葉のお寺と呼ばれているのですが、実はその昔、遊興の場にならないように、僧侶たちの修行に妨げにならないように、東福寺境内の桜の木が伐採されたそうで。そのから、毎年秋になると、通天橋から紅葉の波が見えるようになりました。
東福寺の紅葉の波に魅せられて、気づいたらもう2時間くらいたっていました！最近の日没は早いし、次に行きたいところがまだあるので、急がなければ… ということで、急いで遅いお昼を食べて、清水寺に向かいました。
清水寺に着いた時はちょうど夕暮れの頃、夕日が紅葉に囲まれた清水の舞台を照らしていました。黄金色の空は、紅葉の鮮やかさも超えた美しさでした。周りにいた人たちも夕日がだんだん沈んでゆく景色にくぎ付け。太陽が完全に山の後ろに沈んだ瞬間、「おぉっ」とみんな一緒に感嘆の声があがりました。清水坂に沿って帰って、日没した後更に寒くなったので、暖かい抹茶饅を買いました～中は濃抹茶の餡がはいっています。抹茶がお好きな方、是非召し上がってみてくださいね。
