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餅は餅屋

2014年2月24日

こんにちは、スタッフの桑原です。
記録的な大雪で、関東では観測史上最多の積雪量のところもあったそうですね。
暦の上では立春を過ぎても、京都もまだまだ三寒四温にも程遠く、寒さが続いています。
さて、そんな京都からホッと温まるお店やさんのご紹介です♪

「京の台所」と呼ばれる錦市場は全長390メートルにもなる商店街で、地元の人をはじめ多くの観光客が訪れる活気にあふれる場所です。錦市場には、京都の旬の食材や京野菜、漬物、豆腐など120以上のお店が並び、試食を勧めるおばちゃんの声や、「おおきに~!」というおっちゃんの声が飛び交っています。

その錦市場の中に、お餅の専門店があるのをご存じでしたか?
『錦もちつき屋』さんです。名前にある通り一日に何度か店頭で行われる餅つきが有名だそうで、しかもそのつきたてのお餅をその場で食べることができるんです!
(残念ながら私が行った時は餅つきはしていなかったのですが…)

さて、肝心のメニューはというと、年始のブログでご紹介した京風のお雑煮から、おぜんざい、焼餅セットなど、種類も豊富!軽食やおやつでいただける物から、がっつりご飯ものまで、どれも美味しそうで餅好きにはたまらないメニューばかりでした。
その中で、私は焼餅セットの「辛党の焼餅B」を選びました。滋賀県の羽二重糯米を備長炭でこんがり焼いてそれぞれ5通りの味付けで楽しむもので、写真左から、チーズ、ピーナツバター、明太子、梅かつお、そして大根おろしと、何から食べようか迷ってしまいます。
どれも美味しかったのですが、意外にピーナツバターが美味しくて!焼餅のふんわりした触感と甘さ抑えでまろやかなピーナツのコクと香りが、とてもよくマッチしていて、食べる瞬間よりも食べた後のほうが、ピーナツの香りが鼻にぬけて、美味しさの新発見でした。
もうひとつのセットは「甘党の焼餅A」で、こちらは白味噌、磯焼き、あんこ、甘辛、あべかわで、こちらも餅好きを泣かせるシリーズ。今度は甘党を挑戦したいです!

「ごちそうさまです~」とお店を出ると、店頭でお餅を焼いてたおじさんがニッコリ「おおきに!また来てくださいね~!」と一言。
美味しいお餅でお腹いっぱい、おじさんの優しい笑顔で心も温まった冬の日でした。

★錦もちつき屋のWebサイトはこちら★
http://www.nishiki-mochitsukiya.com/index.html