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現代アートに囲まれて ラクジュアリーなティータイムを
-リッツカールトン 京都-

2014年8月4日

こんにちは、スタッフの桑原です。

2014年2月7日。鴨川のほとりに、国際的に有名なホテル「ザ・リッツカールトン京都」が開業されました。東山三十六峰を一望できる最高のロケーション。
そんな京都らしさが散りばめられたラグジュアリー空間で、スタッフの黄と最高のアフタヌーンティーを楽しんできました!

黄も私もコーヒーより紅茶派で、よくお茶の話をするのですが、実は私は本格的なアフタヌーンティーを今まで味わったことがありませんでした。「初めてのアフタヌーンティーは絶対リッツがいい!」と心に決めていたので、ちょうど2人のお誕生日のお祝いとしてリッツに行ってきました。

リッツカールトンの外観は、和モダンという感じで、洋風というよりは京都らしいアジアな雰囲気が漂います。一歩足を踏み入れると、スーツをビシッと決めた外国人男性が「こんにちは」と流ちょうな挨拶で迎えてくれました。シルクハットをかぶったドアマンが、ロビーラウンジへと案内してくれます。ご案内ひとつひとつがとても丁寧で、海外のホスピタリティと京都のおもてなしを同時に受けている、そんな気持ちでした。

テーブルに着くと、サプライズでバースデーカードが置かれていました。リッツカールトンのスタッフの方々からメッセージが寄せられていて、ゲストを喜ばせる引出しは一体いくつあるんだろう!と思いました。

念願のアフタヌーンティーをオーダーした後、紅茶を選びます。黄はCLASSIC ENGLISH TEA、私はGold Assamを選びました。紅茶は中身の入ったティーポットが運ばれてくるのではなく、茶葉を入れるところから始まります。目の前でお洒落な缶から茶葉がポットに運ばれて、お湯が注がれた後、これまたお洒落なティーポットウォーマーにポットが置かれます。香りや味だけでなく目でも楽しませてくれる、さすが本格的なアフタヌーンティーです!
紅茶を蒸している間、ゆっくりとラウンジを見渡すと、インテリアが本当にお洒落なのに気が付きました。四隅の本棚には、日本のアーティストの作品がレイアウトされていて、奥には暖炉がありました。上品な空間でありながら、どこか図書館のようなあたたかい雰囲気があって「くつろぐ」とはこういう事なのかなぁと自然に感じる、そんなラウンジでした。

リッツカールトンのアフタヌーンティーは4種類のメニューから成り立っています。
Savory(セイボリー:オードブルのような香りの良い塩味の料理)、Scone(スコーン)、Macaron(マカロン)、Cakes(ケーキ)。まずはSavoryが運ばれてきました。フォアグラのパルフェ、スモークサーモンのサンドウィッチ、ローストビーフ、紫キャベツのコールスローサンド、ズワイ蟹のタルト。一口サイズのお料理はどれも彩が良く、どれから食べるか迷ってしまいます。私がカニを食べられない事を伝えると、代わりにアボカドと海老のタルトをご用意してくださいました。

次にこれぞアフタヌーンティーのイメージピッタリの、3段の銀色のティータワーが運ばれてきました。プレートを見てびっくり。バースデーメッセージとお花が添えられていました。テンションを下げる暇はありません。(笑)
上段のスコーンは2種類。レーズンのスコーンと、フランボワーズとローズフレーバーのスコーン。クロテッドクリームと薔薇のコンフィチュールで頂きました。コンフィチュールは見た目はイチゴジャムみたいな感じなのですが、一度口に運ぶとふわっと薔薇の香りがして、大人の味がしました。

MacaronとCakeは、一つ一つがアートのようにキラキラしていて、薔薇のマカロンには、食用薔薇の花びらが。透明のシロップでしずくが表現されていて、朝露に濡れる薔薇のようでした。写真にあるマカロンは、リッツカールトン京都のオリジナルマカロンで、上がゴマ、下が抹茶の京都限定マカロン。中は黒ゴマのペーストで、ほんの小さなマカロンなのに、職人技がキラリと光る繊細な作品でした。

優雅な空間でたっぷりティータイムを楽しんで、ステキな時間でした。こんな贅沢、しばらくできないな(笑)